文庫本紹介
2.43 清陰高校男子バレー部 ①
壁井ユカコ
田舎の弱小バレーボール部に、東京の強豪校出身のワケあり選手がやってきた。全国を目指す熱い日々が始まるが…。迷い、傷つき、立ち上がる等身大の青春スポーツ小説。2ヶ月連続刊行、第1弾。
2015年3月20日発売
価格/520円(本体)+税
装画/山川あいじ 装丁/鈴木久美
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2.43 清陰高校男子バレー部 ②
壁井ユカコ
バレーを愛する天才だが人付き合いが下手な灰島と、身体能力に恵まれているがヘタレの黒羽。高校バレー部で全国を目指すが……。眩しい男子たちの青春小説、連続刊行第2弾!(解説/吉田大助)
2015年4月17日発売
価格/520円(本体)+税
装画/山川あいじ 装丁/鈴木久美
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試し読み
プロローグ+第1話「少年ユニチカ」
※ウェブ連載時の原稿です。単行本化・文庫化にあたり加筆・修正されています。
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キャラクター紹介
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灰島公誓(はいじま・きみちか)
セッター、181cm
七符清陰高校1年生。幼稚園の時、家の事情で東京へ転居。バレーの強豪中学に通っていたが、ある事件をきっかけに不登校になり、福井へ戻る。他人の気持ちが分からず、摩擦を引き起こしてばかり。バレーのことしか考えていないバレーバカ。
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黒羽祐仁(くろば・ゆに)
ウイングスパイカー、184cm
七符清陰高校1年生。福井県の片隅、紋代町の地主の一人息子。幼なじみだった灰島との再会をきっかけにバレーボールを本格的に始める。ずば抜けた身体能力を誇るがプレッシャーに弱く、肝心のところで失敗しがち。
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棺野秋人(かんの・あきと)
ウイングスパイカー、181cm
七符清陰高校2年生。健康上の理由で屋外での長時間の運動ができないため、外練の時は女子バレー部の屋内練習に参加している。荊とは中学時代から一緒にバレーをやってきた。
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末森荊(すえもり・いばら)
173cm
七符清陰高校2年生。女子バレーボール部員。中学時代はバレー部のエースだったけれど、高校に入ってから躓く。周りからかっこいい系女子として慕われている。
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青木操(あおき・みさお)
副主将・ミドルブロッカー、193cm
七符清陰高校3年生。入学当初、小田に誘われたのをきっかけにバレーをはじめる。部の副主将と生徒会の副会長をつとめる秀才だが毒舌家。
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小田伸一郎(おだ・しんいちろう)
主将・ウイングスパイカー、163cm
七符清陰高校3年生。男子バレー部主将。誰よりもバレーに情熱を注いできたが、身長の壁に阻まれ、高校卒業後は別の道を歩むしかないと考えている。
応援メッセージ
#2.43 清陰高校男子バレー部
応援メッセージ
ウェブ連載中に読んでくださった読者のみなさんからの応援ツイート&メッセージの一部をご紹介します!
ご感想を寄せてくださった皆様ありがとうございました。
スペースの都合で一部編集させていただきました。全文掲載できず申し訳ありません。
- 素直さん
- 壁井さんの描く、どこかズレてて、何か生き急いでて、でも絶対に手放せないものを抱えてもがいているキャラクターが好きで。彼らの癖のある関係性が好きで。『2.43』はそれに加えて、高校男子バレー、方言、ほんのりと恋。魅力がぎっしりで、一話読むごとに夢中になりました。
- 上月茉莉さん
- バレー馬鹿な男子達の等身大の青春劇。バレーパートもしっかりされていて、バレーのルールに詳しくなるかも。
- 紫さん
- 高校時代を思い出す…自分はユニチカのようにこんなにも真っ直ぐに何かに夢中になれていたかな……今までとは一味違う壁井さんを楽しめる作品だと思います。週1更新だったので前回の話を忘れてしまう事も多々ありました。一気に読める書籍化が楽しみです!
- ゆっきーさん
- どんな展開になるのか、次を読む思い切りがつかなくて、、、、最終話だけ読み逃しました(笑)でも逆に、単行本、たのしみにしています!
- みみずくさん
- 毎週金曜が楽しみになるぐらい夢中になって読みました!ユニチカが昔みたいに仲良くなってくれたらなぁとどこかで期待していた部分もあったけど(笑)とにかく登場人物1人1人の内面がすごく好きです。みんな一生懸命で、高校時代が懐かしくなりました。単行本楽しみ!
- たみぃは今やってますさん
- バレーをやっていた頃が懐かしくなりました。それは、ユニチカはもちろん他の仲間たちがそれぞれ魅力的だから。そんな彼らがバレーが大好きだから。だからこそ何度も胸をきゅっとさせられた。己のうっかりのせいでWebで最後まで読めていないので(苦笑)書籍化が本当に楽しみ!
- 黎さん①
- 2.43は、かつてのチームメイト達と擦れ違ってしまった公誓が、過去と再会しそれぞれの認識の違いを知る場面で、一瞬背筋がぞっとなった。遠く離れてなお、傷つけた相手に恨まれていると思って生きることと、傷つけ合ったことさえ忘れられること、どちらが悲しいだろう…と。
- 黎さん②
- 泣いて迷ってもボールを諦めずに追いかけ、もがきながらもコートに立つ、高校生の底力を感じた。自分のチームを、自分の隣に立つ誰かを信じて跳んで、目の前の壁を打ち抜いていく。大切な"誰か"と出逢い、大切なもののために頑張る少年少女の、ひたむきでほろ苦い青春が眩しい。
- 亜竜さん①
- 私もユニチカのような青春したい!
- 亜竜さん②
- てーか棺野先輩かっこよすぎるわ。好きだわ。惚れるわ全く←
- このはさん①
- 小田のバレーに対する想いがいいですね。憧れの大会である春高を目指せる部員がそろったと思ったら活動停止。自分が一番辛いはずなのに、事態をそれ以上悪化させないよう主将として対処する。部員のことも大切にしている。そんな小田を春高に連れていくために部員が団結していく。
- このはさん②
- 高校生という多感な時期に、バレーを通じて人としても成長していく部員たち。同じような経験をしても時が経過していればそこから得られるものも異なる。今しか得られないものがある。今を懸命に生きてこそ得られるものがある。そんな当たり前のことを再認識させられました。
- とまとさん
- 壁井ユカコさんの「2.43」読んで大好きになった。出てくる子たちがみんな可愛くて愛おしい。3年組はいい味だしてるし、棺野はすごく男前。ユニチカはお互い出会えてよかったね、と言いたい。続編もありますよね?ね?
- 池島さん①
- 壁井ユカコ様『2.43』。生きている今に必死で、一途で、全力で、彼ら本当に眩しい。だからもちろん、最高に気持ちいい瞬間が味わえる。しかもただイイお話じゃなくて、読んでる自分ももちゃっかり励まされるのが凄い。
- 池島さん②
- 至高の姫君に仕えることを許された騎士は、騎士自身もまた至高になるんですね。たとえ本人は気付かなくても、どちらもが煌めいていて。一番速くて高い、そこからの景色を、私も見てみたいです。
- 池島さん③
- 最高の景色を見てみたい、っていう自分の感想を読み返して、でももう連れてってもらってたな、と思う。だってあんなに気持ち良かったもの!あとは彼らの翼の追い風を借りて、もう一度、今度は自分の瞬間に、手を伸ばせるかどうかですね。
- ワタナベナツミさん
- 「2.43」読了。彼らの台詞に心がキュッと軋んで涙が滲んでしまったり、一人一人の煌めきに思わず目を細めてしまったりと、十代特有の不安定で繊細な世界観にすごく引き込まれました。今すぐバレーボールが観たくなる、そんな作品でした。
- milleさん
- 私がこの作品を知ったのはつい最近。みんなの熱い想いに圧倒されて、いつの間にか読み終わっている感じでした。今更ながら、私もこんな風に熱中出来るものに出会えたらいいなと改めて思います。
- 光菜さん①
- 2.43を知ってから毎日通勤時にちょっとずつ読んでました。バレーが好きなので、高校男子らしい青春や遣り取りもですが、大会棄権や途中辞退とかハラハラしっ放しでした。読み終えるとついつい口に出てしまう福井弁も親しみ易さに一役買っているのかも?と思ってしまったり。
- 光菜さん②
- 例に漏れず主将&副主将コンビが好きです。が、小田君の163で315跳ぶのが凄い!そして何より好きだったのでもっと試合シーンも、他の一二年生含めて読みたかったなあと。なので東京でのユニチカ二人の試合はとても燃えました。
- 光菜さん③
- しかし、バレー知らない人でも楽しんで読める作品であるのも魅力のひとつだと思います。青春真っ只中の人も、青春時代が過ぎ去った人にも読んで頂きたいですね。
- ケケゆいさん①
- 最初力抜き気味で読み始めましたが、三時間後には一気に読み終わってる自分がいました。もう、釘付けだったから首が痛いです。皆カッコいい。彼らの想いがもどかしく痛くヒリヒリしながらも直球で気持ち良かったです。
- ケケゆいさん②
- チームの皆と同じく私も好きです小田主将!青木くんには負けますが(笑)しかし棺野くんと末森さんの行く末に萌える女子、増殖するでしょうね☆バレーをしていた方の感想が気になります!
- 葎さん
- 遅れましたが『2.43』読み終わりました!登場人物がみんな素敵で、部でのやり取りに笑えたりウルッときたり、バレーを知らなくてもすごく楽しめました。特に正副主将コンビが大好きです。青木先輩に惚れました(笑)本になるのが今からとても楽しみです!
- soraさん
- ただ一言、面白いです!壁井先生の本はどれも好きだけど、2.43はその中でもよかったです。とにかく登場人物の皆が可愛い。部活に打ち込む姿がかっこいい
- 夏雪さん①
- 無料公開終了間近ということで慌てて一気読みしてきました。壁井さんのキャラでいつも好きになってしまう通りに(笑)不器用なチカが好きです。二番目は棺野。壁井さんの考えるキャラ名も好きです♪バレーってあまり興味なかったけどすごく引き込まれる作品でした!
- 夏雪さん②
- 自分も高校のときにこれだけ打ち込めるものがあったら楽しかったんだろうなーと思いながら読んでいました。大会出場停止とか急に東京行ってしまったりとかハラハラする場面が多く夢中で読んでしまいました。単行本発売楽しみに待っています♪
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シリーズ一覧
もっと高く、もっと強く。仲間を信じて勝利を掴め。メンバー8人の元弱小チームが頂点を目指す——。
最強の青春スポーツ小説『2.43』シリーズはこちらから!
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2.43 清陰高校男子バレー部 1
壁井ユカコ (著)
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空への助走 福峰工業高校運動部
壁井ユカコ (著)
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